市房杉(樹齢千余年)
 本組合は熊本県の東南に位置し宮崎県椎葉村、西米良村との県境で緑豊かな純山村にあります。
  九州山脈連山の高峰、市房山(標高1721m)がそびえ立ち、また日本3 大急流として名高い球磨川が球磨盆地を潤して八代海へと流入する、その源を発している地域であります。
 急峻な林地が多いが肥沃な土地と降雨量に恵まれ杉、桧の生長に適した地域であり、大変林業の盛んなところであります。
 管内では17,000ha 余りの民有林を有し人工林約11,500ha(68%)、伐採時期を迎えた森林も多く、杉桧の材質も非常に優れ評価も高いのですが、森林の整備がおくれ除間伐等を必要とする森も4,400ha(40%)を占めているのが現状です。
 平成18年を振り返って見ますと森林、林業を取り巻く状況は相も変わらず厳しい状況下で推移したものであります。
 特に外材流通の流れは、中国、中近東が主要消費市場として輸入大国となり、日本への外材輸出量は減少傾向となり、外材価格は大幅に上昇したものですが、我々の国産材価格には、なかなか反映できない年であったと思います。
 そのような中で国は、森林・林業基本法の理念に基づき、昨年の9月に森林・林業基本計画を閣議決定し、新たに森林・林業に関する施業の総合的かつ計画的な推進の方向について策定されたもので、基本的には森林の多面的な機能の発揮、木材の安定供給及び利用などにより、林業・木材産業を再生し、国産材の復活を目指すものとなっています。
 組合としても、前年度から進めています管内の森林整備を適正に行っていくため、長期施業受託契約を進め、これに基づき事業地の集約化、或いは団地化をすることにより、コスト削減を図り組合の使命である地域の森林整備と併せて組合員の利益の確保に努力をしたく、ただ今準備中であります。
 また、森林の成熟度が増す中で組合事業においては、林産、共販、加工のそれぞれの事業の推進を行い経営基盤の強化、そして安定にへ、役職員一同精一杯の努力をいたしたいと考えています。

上球磨森林組合 代表理事組合長 的場邦弘


2009.4.16 安全の日 ワークショップ 救命訓練


設立 昭和57年4月1日 (水上村森林組合と湯前町森林組合 合併)
組合員数 正組合員 684名
准組合員  61名(平成26年3月末現在)
払込済み出資金 99,310千円(平成26年3月末現在)
役員 理事11名
監事 3名
総売上高 1,751百万円(平成25年度)
【組合事業の取り組み】
昭和57年4月1日、湯前町森林組合と水上村森林組合の2つの森林組合が合併し、上球磨森林組合として設立以来27年を経過し、事業拡大を図りながら経営基盤の強化と安定に努めてきた。
組合員数786名(内 準組合員数68名※組合職員、作業班長)、出資金99,570千円(約50%が両町村出資)である。職員については、管理部門を担当する一般職員と、加工工場、共販市場、作業道開設の土木系、そして、平成8年から林産事業に携わる若い作業員16名を現職員としている。




















位置
村域の大部分が九州脊稜山地に位置しており、市房山、江代山、銚子笠、白鳥山、高塚山、三方山などの山々が、村域を包みこむように村境をめぐって連なりそびえています。
村域は西部を五木村およ多良木町、南部を湯前町、北部を八代郡泉村、東部を宮崎県東臼杵郡椎葉村並びに児湯郡西米良村に接しており、東西最大約16km、南北最大約19km、面積192.1緕「の自然に恵まれた山村です。


自然
河川は、高塚山の奥部に源を発した、村の中央部を貫流する球磨川と、北東から流れる湯山川が市房ダムに流入し、さらに西南下して小川内川に流れを加え、人吉盆地を潤し、八代海へ注いでいます。
平地は、人吉盆地の北東端にあたる岩野地区の一部よ、市房山麓に広がる湯前地区中央部に限られ、江代地区は深い谷で構成されており、村全体に平坦な耕地が少なくなっています。
地質は、北東が花こう岩で、南西は阿蘇溶岩に覆われ、市房山麓には温泉が湧出しています。本村の大部分は褐色森林土壌で覆われた砂礫まじりの土壌で、表層土は深く、通気性も良いため、肥沃地が多くなっています。


気象
年平均気温は約14℃、準高冷地に位置するため寒暖の差が著しく、年に1~2回は降雪が見られることがあります。
降水量は比較的多く、年平均2,800mm~3,000mm、降水日数は約140日程度で市房ダムより下流は球磨地方特有の朝霧の発生が見られます。